恋とマシンガン
紅白の沈丁花が咲いていました。
梅かと思ったら、早咲きの桜。
「アイツ、すげぇうるさい。ずっとオトコと喋ってる。」
去年同じクラスだったAくんの恋愛相談にのってるんだって。
「そいつバカ。なんで恋愛経験がないアイツに相談してんの?まともなオトコならオンナに相談しねぇから。」
と、息子は散々な言い様。
娘は娘で
「恋愛って難しいんだね…。」
なんて、言い出しました。
AくんはBちゃんが好きなんだけど、Bちゃんの気持ちは分からない。Aくんが告ろうとすると、逃げてしまうそう。そこで娘にBちゃんの好きな人を聞き出してくれと頼んできたと言うのです。
更に、娘の別ルートの友達が、Aくんのことを好きらしい。
「もう、みんな仲良くして!って感じなんだけど。私にどうしろと?」
まあ、確かに。
さらにさらに、実は、娘も去年の夏ごろまではAくんに片思いしていたと言うではありませんか。
今はJ-hopeに夢中な娘ですが、その心中を思うと…。
Aくん、BちゃんもCちゃんも可愛いだろうけど、うちの娘もよろしくね。
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