cielo

好きなものをひとつひとつ。

夫の賞与・私の年収

高架下に。


鉢植えのローズマリーが根詰まりのようで元気がない。枯れてしまったときを考えて数本枝を切って水に挿しておいたら、あっという間に根がでた。バックアップ完了。

植物を育てていると(大した世話はしてませんが)、順応性の高さに驚く。切ったところから根を出し葉先を増やしていく姿に、感動すらしてしまう。


先日夫に賞与が出た。夏と冬は査定はなく予め○ヶ月分と分かっているが、この時期の賞与は業績賞与で100%査定。いわば通知表のようなもの(らしい)。

プリントアウトしてきた明細を見て、労を労った。今回はかなり良かったと、照れ臭そうに喜ぶ夫。さすがだねーと私。が、暫くして私はあることに気がついて、愕然とした。


額面の金額(税金や社会保険等を差し引く前の数字)が、

私(フルタイムパート)の年収(額面)とほぼ同額。。


夫は困難や理不尽なことにあっても、ヤケを起こすことなく誠実に取り組む。夫より優秀な技術者は会社にも多くいるだろうが、そこのところは彼等にひけを取らないんじゃないかと思う。実績に加えてそういう姿勢も評価して貰えたようで、時には悩む姿を見てきた家族としては夫の苦労が報われてよかったと思う。


だけど、私に広がるこの虚無感。。。夫が仕事に切磋琢磨している間、私は何してたんだろう。いや、後悔はもっと昔に遡る。何で大学時代・高校時代勉強しなかったのか、中学時代部活に夢中になれなかったのか。。。夫と私の「稼ぐ力」の差はどこから付いたんだろう。夫が、物凄く遠くに感じる。自分の責任だけど、自分でいるのが嫌になる。