cielo

好きなものをひとつひとつ。

黄色のチューリプ

今日は母の誕生日。生きていれば84歳でした。

黄色いチューリップが好きだった母。退職の時大きな花束をもらって嬉しかったと言っていました。生きている時、もっと花を持って会いに行けばよかった。どんな花でも喜んでくれたに違いないのに。


今日は予備校終わりの娘と待ち合わせ。息子にも招集がかかり、3人で娘のワイヤレスイヤフォンを買いに行きました。性能や値段や競合品をあれこれ見比べる2人。あれこれ悩む娘を急かすことなく相手している息子。おかげで娘が気に入ったものが見つかりました。


冷たい風が吹き荒ぶ中帰って来ました。今も音を立てて吹きまくってます。風の音が怖いと言っていた母。怖いも何も誰かが来るわけじゃ無いんだからと流していた私。

古い家で一人で過ごす寂しさを解っていなかった。いや、解っていたけどそのために何もしませんでした。母への申し訳無さと後悔はいつも胸にありますが、今夜は尚更込み上げるものがあります。